Gackerの仕組と特徴

・Gackerを使用する上で

Gackerを使用する上での前提として、Gackerは「完全予約制」で「ライブ配信によるオンライン学科教習(一部録画配信も可)」で教習を行います。

警察庁からの通達にもありましたように、オンライン学科教習は原則「ライブ配信」か「録画配信」による教習の2つが認められています。

Gackerは「ライブ配信」によるオンライン学科教習を推奨しております。

理由としては

・「教習後の速やかな質疑応答に答えること」が実質不可能である。

・「教習中に教習生が居眠り等せずに適正に受講しているかどうか」の確認が出来ない

・なりすましが容易である

という点です。

先ほど「ライブ配信のみ」と記載しましたが、Gackerを使用しての「録画配信」も一部可能ではあります。下記図の①と③がGackerでは可能です。

録画配信の利点としましては、「24時間365日可能である」「教習を都度行う手間が省ける」「学科教習を行う教官が不要になり、業務効率があがる」等が大きいとおもいます。

  

Gackerにおける録画配信は、教習生が入室した会議室にて事前に録画した教習ビデオを流すことを指します。

Gackerは通常のWEB会議システムを行う手前の段階で、「本人確認」「定員設定」等を行います。その後教習生が入室した会議室でビデオを流すという内容です。

録画を流すことにはなりますが、教習開始から終了までは一貫性して指導員等が監督する必要があります。その部分はGackerでの録画配信運用時の特徴です。

通常の録画配信に比べると、「24時間365日可能」「時間に教官が不要になる」という利点が失われますが、代わりに録画配信独自の「教習を都度行う手間を省ける」という利点を保ったまま「本人確認が徹底される」「居眠りせずに適正に受講しているか確認できる」「終了時、迅速に質疑応答の時間を設けられる」という録画配信で問題視されていた欠点もクリアすることが出来ます。

・Gackerの仕組

Gackerは学科教習を行うにあたって、一般的な会議システムでは対応不可能であった機能を補完出来るシステムです。

Gackerは当該システムを一度通してから、一般的な会議システムへ繋ぐことを可能にします。

従来のWEBシステムでは定員を設けたり、本人確認が充分に行えず

URLを直接送らなければならないので、機密性も確保されません。

これでは、オンライン学科教習の規定をクリア出来ていません。

 ご覧の通りGackerを通すことによって、「本人確認の強化」「定員制限の機能追加」「URLを非表示」にすることが可能になります。

・Gackerの特徴

・本人確認機能

Gackerではライブ配信教習を完全予約制にすることが可能です。

そうすることで、替玉受講を防止(本人確認)可能になります。

Gackerは教習生一人ひとりの教習生番号を登録し、そこに顔写真の登録が必要です。もちろん教習生自身で行います。

開始前の出席確認時に教習生の顔と登録した顔写真を見比べることが出来ます。

さらには完全予約制を採用しているため、当然本人による予約でしか参加できません。

Gackerを使うことによってオンラインによる替玉受講リスクは軽減可能です。

 

 

・URLの機密性確保

一般的な会議システムではURLを送信してがオンライン会議等に招待を行いますが、URLが見えていると不正にコピーして受講するリスクもあります。

Gackerはでは会議システムの招待URLを隠した状態で教習生の入室が可能なため、URLをコピーされることはありません。

 

またこの参加ボタンは教習所側が有効にしなければ入れない仕組みになっています。

・教習人数の適正数制限

Gackerは完全予約制を採用しているので、予約人数制限を設けることで

会議システム(Zoom等)では出来ない定員数を設けることが出来ます。

この特徴により、警察庁通達でいう「適正に教習が行えるよう、過度な人数で行わない」を遵守することが出来ます。 

 

・教習履歴確認機能

教習生は自身の予約画面から今までに受けた学科教習を確認することが出来ます。

これにより教習生は教習生履歴を確認出来ると同時に、同じ内容の教習を二重に受講してしまうリスクも軽減されます。

予約済であり、これから受講予定の単元についても予約済と表示されます。

  

 

・リマインダー機能

教習生は予約したものの、当日忘れしまっていて欠席してしまう、ということ防止するためにGackerでは教習生の端末に通知が来るようにすることが出来ます。

こちらの機能はGackerと連携しているアプリを使う必要があります。